痩せるコーラ(新)

自分が考えている事をまとめます。毎週木曜21時更新(予定)

児童ポルノとは親による虐待と人身売買の記録

るろうに剣心の作者:和月伸宏先生が児童ポルノを所持していたらしくて大騒ぎですね。

www.asahi.com


この問題に対し
「児童を盗撮して、シコってるロリコンども死ねよ」
という反応が多く見受けられたが、
こういう人たちは大きな勘違いしている。

なぜなら児童ポルノの大半は変態が盗撮したものではなく
「親が金目当てに児童ポルノ製造業者に子供を売って撮ったもの」
であるからだ。

は??どういうこと??
と思った人が多いと思うので、以下の点で説明する。

 

1:児童ポルノ製造の実態

児童ポルノという言葉の響きから
変態がカメラを持って「ぐへへへ」と言いながら盗撮する
といったイメージを持たれることが多いが実態は全然違う。

よくよく考えてみて欲しい。

ネットで探して金出せば、児童ポルノが手に入るこの状況で
わざわざ逮捕される危険を冒して盗撮しにいく馬鹿がそんなに多いだろうか。

そして流通しているものは盗撮した写真ではなく
AV女優が出ているAVやヌードグラビアを18歳未満の子供に置き換えただけ
というコンテンツである。そんなもの素人には撮れない。

それ何処でどうやって撮ってんのよ?
というとインスタ映えしそうなスタジオで被害児童の協力を得ながら撮っている。

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なんで児童が児童ポルノ製造に協力してんの?
という疑問に対して勘の良いなら気づいたと思う。

そう、親の存在だ。

親自身が撮っているケースもあるが、
殆ど、親が児童ポルノ製造業者(映像製造会社)に子供を売り、出演させている。

子役をドラマに出させるのと同じ仕組み。

なんでそんな酷いことを!?
もちろん目的は金。

児童ポルノ製造に協力的な親は貧困層であり、
金欲しさに子供を児童ポルノに出演させるのだ。

つまり児童ポルノとは貧困家庭を食い物にした貧困ビジネス
そして親による児童虐待と児童労働の産物である。

日本だとあまりイメージが湧かないかもしれないが
このような状態が横行しているのが旧ソ連の東欧の国々である。

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特に「最貧国」モルドバの平均月収は一万円に満たないとも言われており、
貧困層は日給2ドル以下の仕事をしている。
しかし児童ポルノ関連ではこの5倍程度もらえるとも言われている。

また中国の農村部や東南アジアでは児童の人身売買が行われており
その中で、児童ポルノが製造されている。

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人身売買は誘拐などから始まるケースもあるが
多くのケースで児童の実の親が親戚や斡旋業者を通して、売る事から始まっている。

その場合、児童ポルノを撮る手順は以下の通り。

  1. 児童ポルノを撮る。
  2. 撮る価値がなくなった子から売春。
  3. それでも稼げなくなったら物乞い。
  4. 最終的には殺して臓器を売る。

この世の地獄かよ…。

ここまで読んで
児童ポルノ製造業者、マジで許せない!
業者を殺せ!!
と思った方々も多いと思う。

しかし世の中はそんな単純な事で解決しない。


2:なぜ児童ポルノは無くならないのか

こんな実態にも関わらず、なぜ児童ポルノ製造業者を撲滅できないのか?

それは児童ポルノが「比較的、安全で高収入」だからだ。

貧困の親が子供にさせる仕事は以下のものが多い。

  • 物乞い
  • 売春
  • メイド

こういった仕事は人と接触するので、その分危険になる。
例えば売春やメイドだったら客に暴行・殺害をされるかもしれない。

news.livedoor.com

児童ポルノを撮るだけだったら、客との接触はない。

また、こういった仕事は貧困国でやっても儲からないので
「外国に良い仕事があるから紹介するよ。」と言って子供を連れて行ったり、
人身売買をしたりして国外に送り込むブローカーが横行している。

そして先進国で
「誰かに家事してほしいけど金ないから格安でメイドを雇いたい」
と思ってる人に対して、貧困国から連れてきた子供を当てるのだ。

しかし言葉も通じないことも多く、問題が起きたとしても助けを求めるのが難しい。

一方、児童ポルノを撮るだけだったら客が多い先進国に子供を送る必要がないのだ。
(もちろん国外に連れて行く業者もいる)

親のいる自宅から児童ポルノを撮る撮影所に通い稼ぐ
というスタイルが確立してしまっている国もある。

「ちょっとバイト行ってくる」的な感覚で出来るのだ。

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そんな状況なので
被害児童とその親からすると児童ポルノ製造業者は『人助け集団』に見える。

なぜなら

  • 遠い国に連れていったりしない。
  • 客に暴行されたりしない。
  • 高い報酬がもらえる。
  • 人身売買せずに済む可能性がある。

というプラス条件が多いからだ。

被害児童と親-児童ポルノ製造業者の関係が
お互い得をするWIN-WINになってしまっているため
摘発しても全く壊滅させることが出来ない。

また仮に児童ポルノ製造業者を全滅させることに成功しても
物乞いや売春、人身売買のブローカーがまた勢いを増すだけである。

こういった悪循環がずっと続いている。


3:児童ポルノ撲滅のための対策

供給側の児童ポルノ製造業者を全滅させるのは難しい。

じゃあ需要側を全滅させりゃ供給側も死ぬじゃん!
ということで児童ポルノの所持や購入も摘発する事になった。

和月伸宏先生が書類送検されたのはこの流れね。
この方法は一定の効果があるが、撲滅させることは出来ないと思う。

なぜなら所持が違法というのは覚せい剤も同一であるが撲滅は出来ていないからだ。
(しかも覚せい剤よりも製造コストが低いため、業者摘発は恐らくイタチゴッコになる。)

もっと大きな原因は『貧困』であり、ここを解決しないとどうにもならない。

児童ポルノは変態が行う変態ビジネスと矮小化せずに
貧困に伴う児童虐待&児童労働問題と認識し、貧困と向き合う姿勢が重要だ。

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最後に

Q:中学や高校を舞台にしたエロゲーってダメじゃね?

A:アレは高校と大学の間にある『学園』を舞台にしたゲームです。

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